CIVAMS.Face – ベトナム発 高性能 顔認証システム – テスト運用を開始

新型コロナウイルスによって、これまでの生活様式は大きく変わりました。ニューノーマルと呼ばれるこの時代に適応するため、DXをキーワードに、ITソリューション・プロダクトの有効活用が求められています。

この流れは、日本だけではなく、ベトナムでも同様です。そこで、当社CMCグループは、「CIVAMS.Face(シーバム・ファイス)」という顔認証・物体検知を軸とした、AIoTプロダクトを開発しました。

CMCグループの日本支社であるCMC Japanは、同社のミッションである「日本のIT企業の一員となり、CMC グループの製品・ソリューションを日本市場に提供すること」のもと、2021年7月より、同プロダクトを日本市場で展開するため、テスト運用を開始しました。

本記事では、その「CIVAMS.Face」の概要から特長、ベトナムでの導入事例、日本市場への展開予定について、紹介します。

CIVAMS.Faceとは

CIVAMS.Face (シーバムス・フェイス)とは、「CMC Intelligent Video Analytics and Management Solution – インテリジェントな画像処理技術を用いた映像解析・顔認識ソリューション」、つまり、顔検出・識別、性別・年齢判定、感情認識、入退室記録などに必要な機能を搭載した製品です。

CMC CIST (CMC Institute of Applied Technology Research – CIST)について;2014年設立。現代的な民間研究ユニットで、国内外の多くの研究機関や組織から集まった優秀なな若手研究者で構成されています。CISTのミッションは、BigData、AI、Blockchain、IoT、Security…の分野で最新の技術を研究・応用して実現し、ベトナム国内の企業のDXを支援しています。Webサイト:https://cist.cmc.com.vn/

「CIVAMS.Face」の開発の背景は、ベトナムの情報通信省が、新型コロナウイルス感染を防ぐため、IT・先端技術を応用したソリューションの開発を、CMC CISTに要請しました。

CMC Japan(日本拠点)にてテスト運用を開始

「CIVAMS.Face(シーバムス・ファイス)」は、昨年よりベトナム拠点のCMCグループ内にて、従来の指紋認証に代わり、勤怠管理システムとして運用されています。

また、自動車販売店では満足度向上(顧客を識別し、顧客にあったサービスを提供)を目的として「CIVAMS.Face」が導入されています。

さらに、日本支社であるCMC Japanでも2021年7月から、日本市場への展開に向けて、「CIVAMS.Face」の試験運用を行っています。

*本テストでは、PiPad(RaspberryPiハードウェアで作成されたタブレット)を使用

CMC Japan内でのテストが終了したのち、希望する企業へ「CIVAMS.Face」のデモを実施します。今後は、展示会やイベントなどで「CIVAMS.Face」を紹介し、より多くの方に体験していただく予定です。また、勤怠管理システムだけではなく、ロジスティクスやECの現場における物品検知や施設の防犯・火災検知、交通量の分析、ナンバープレート識別など、その他機能を付随した製品として開発・提供を目指しています。

現在、「CIVAMS.Face」と連携したモバイルアプリはAndroidのみですが、近日中にApp Storeで公開できるように開発を進めています。

既存のIPカメラ製品に設定するだけ使用可能

アルゴリズム処理は、クラウド上で行われます。CMC Japanでのテストでは、ネットワークカメラ(IPカメラ)と端末をPCを介してLANで接続し、端末*で識別結果の表示を確認できるよう設定しました。

実際の通り、既存の入退室管理システムや既存カメラなどのソフトウェアに、APIを介して簡単に組み込むことが可能です。また、特殊な機器は必要ありません。

特長

顔検出・認識

カメラの範囲内で人が動いていることを自動認識・顔を正確に検出・撮影。 独自のアルゴリズムで解析し、識別子の情報を表示する動的な情報を提供します。

「CIVAMS.Face(シーバムス・ファイス)」は、CMC CIST(ベトナム)によってゼロから開発されました。600万人のベトナム人およびアジア人の顔のデータベースに基づいているため、4000枚の画像で99.88%の精度と0.2秒の識別速度(98%の精度の設定の場合は、約20倍の識別速度)を記録し、ベトナム市場で最高の精度を誇っています。

「CIVAMS.Face」は、ユーザーの利便性と安全性のため、マスクを着用している顔でも98.5%の精度で認識できるよう開発されました。最大8人の顔を同時に認識、600万のIDを保存することができ、現在のベトナム市場で最も高速な顔認識ソリューションの1つです。

動作の検出

AIにより人の行動を自動的に判断できます。

ビッグデータ分析

データセットを分析し、現在のビジネストレンド、ユーザーの習慣、ユーザー満足度について、インサイトな相関関係を見つけ出します。

べたナムにおける「CIVAMS.Face」の導入事例

ベトナムでは、銀行や駐車場管理などの一部の業界に「CIVAMS.Face」が導入されています。導入により、ベトナムの天然資源環境省に出入りする車両管理の効率化を実現しました。

課題

天然資源環境省の建物に出入りする車両の管理・運用の現状は、従来の紙のチケットで実施されています。そのため、建物に出入りする車両や人の管理が困難になっています。同時に、集中管理されていないため、プロセスの運用・管理にかかる年間のメンテナンスコストが高額でした。

ソリューション

「CIVAMS.Face」によって、駐車場に出入りする同省の職員やゲストの本人確認を作業の効率化と精度の向上させる。

結果

  • システムが自動的に処理し、手動の発券作業が不要に
  • 警備にかかる人件費を50%削減
  • 駐車場への出入りの時間(回転率)を大幅に改善

「CIVAMS.Face」のこれから

交通現場にかかる課題に対してもCIVAMS.Faceは有効

「CIVAMS.Face」は、顔認識に加えて、自動車やバイクなどの登録番号標の認識、不審者の侵入、火災予防、既存の勤怠管理アプリケーションとの統合など、アップグレードが可能です。

「CIVAMS.Face」は、日本の医療や介護の現場、公共サービスなどの他、様々な業界や分野で活用されることが期待できます。ベトナム第二位のICT企業である、CMCグループが開発した「CIVAMS.Face」は、その特長と性能をもって、日本社会の課題解決の1つのソリューションとして貢献していくことを目指します。

「CIVAMS.Face」の詳細やデモをご希望の方は、ぜひ下記より資料ダウンロード、もしくは弊社までお問い合わせください。

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