本プロジェクトは、自動車・二輪車メーカーである顧客に対し、SAP ERPを基盤とした業務基盤の高度化およびデジタル化を推進した取り組みです。
在庫管理、販売、ディーラー管理、請求業務に至るまで、分散していた業務プロセスを統合し、全体最適を図ることを目的としました。
対象領域:
- 業界:自動車
- 技術:SAP ERP(FICO、MM、SD、WM、PP、VMS、DBM)
- サービス:SAP ERP導入・統合
- 対象国:ベトナム
特に本プロジェクトでは、在庫管理の高度化、販売管理の強化、電子請求への移行を軸に、業務効率とIT運用負荷の抜本的な改善を実現しています。
お客様の課題と要望
顧客は、複数年にわたるシステム刷新の中で、以下の課題に直面していました。
- 在庫管理(入出庫・移動・輸出販売)の効率化および可視化の必要性
- 自動車販売部門および全国ディーラーにおける販売管理・KPI管理の高度化
- 紙ベースの請求業務による非効率なオペレーション
これらに対応するため、以下の要件が求められていました。
- SAP ERPを活用した統合的な業務基盤の構築
- ディーラーを含めた販売管理プロセスの標準化
- 電子請求システム導入による業務のデジタル化・効率化
CMC Japanのソリューション
CMC Japanは、SAP専門チームを中心に、システム刷新から統合までを包括的に支援し、業務プロセス全体の最適化を実現しました。
① SAPリソース提供・運用支援
- 専任SAPチームによる継続的なサポート体制を構築
- システム統合および運用安定化に向けた技術支援を提供
② 在庫管理システムの高度化
- SAP ERP ECCへの移行を実施
- FICO、MM、SD、WM(バーコード)、PP、VMSモジュールを導入
- 在庫および財務管理の最適化を実現
③ 自動車販売ERPの構築
- 自動車販売部門および40以上のディーラー向けに新規SAP ERPを導入
- Logistic Execution、FICO、FAモジュールを活用
- ディーラー管理および販売プロセスの標準化・効率化を実現
④ 電子請求システムの導入
- 紙ベースの請求書からSAP E-Invoiceへ移行
- ソリューション設計および業務コンサルティングを実施
- SAPとのエンドツーエンド統合により業務のデジタル化を推進
成果
本プロジェクトにより、ユーザー体験、レポーティング速度、IT運用効率の各側面で大きな改善を実現しました。
- 最大50%の生産性向上
- 7~10日 → レポート作成時間を大幅短縮
- 最大80%のIT業務負荷削減
- 最新SAPリリースへの継続対応