新型コロナを防ぐため、CMC従業員は徹底に消毒

CMCグループのベトナム新型コロナウイルス対応について- 2021年4月~5月 -

目次

ベトナム新型コロナウイルスの第4波

ベトナムの新型コロナウイルス感染の第4波は、427日に起きました。全国の省や市では祝日(430日)を祝う花火の中止をはじめ、不要不急の混雑を避けるため、ハノイお祭りなどの各種イベントのの中止や、海水浴の禁止(ゲーアン省)、カラオケ、バー、マッサージ、映画館の営業停止(ハイズオン省)など、流行の拡大を即座に食い止めるための緊急措置がとられました。

ハノイのCMCグループでは、政府の一般的な方向性に加えて、従業員の仕事や生活に適した独自の方向性を提示。具体的には、54日、4日間の連休を終えて、全従業員の出勤日に当社の新型コロナウイルス対応委員会は、当時の複雑な状況に対するタイムリーな対応策を確立するため、国の規定に従って医療申告を実施したことを記して、全員従業員へ通知。同社の対応委員会はメールで、特に2021420日から感染リスクに心当たりがあるスタッフには医療申告が必須であることを強調しました。

ベトナムの新型コロナ防止ポスター
画像ソース: QUÂN ĐỘI NHÂN DÂN ONLINE

CMCグループの蔓延防止対策

次に、5月5日、同社の新型コロナウイルス対応チームは、引き続き、蔓延防止・回避のため、以下のような活動実施を推奨。

  • 感染拡大が確認されている地域へ往来がある社員には、自宅での自己隔離を要請
  • 感染者が増加している時期には旅行の自粛要請
  • 特に症例のある地域では、週末の里帰りを制限
  • 自己申告制の医療申告の実施
  • オフィスではマスクを着用し、こまめに消毒を実施

この通知には、感染拡大の兆しを察知したときに全従業員が速やかに状況を報告できるよう、対策委員会のメンバーの連絡先が添付されています。翌日の5月6日には、対策本部から全従業員に向けて、オフィスでのマスク着用の徹底と、定期的な手指の消毒を呼びかけるメールが送られました。各自、マスクと手指消毒液を用意し、エレベーター付近やドアなど、人が多く通る場所に設置しました。

5月10日、ベトナムは国内で初めて3桁を超える1,125人(累計)の感染者を記録しました、これはCMC Globalが8回目となる社員の在宅勤務ポリシー(同社の取締役会で承認)を一部の社員に実施した時期でもあります。在宅勤務を行う社員は、各階層のリーダーからの承認申請プロセス、会社が発行する資産管理プロセス、情報セキュリティプロセスを遵守しなければなりません。感染状況が安定した場合、在宅勤務は6月16日まで延長されることが予想されますが、複雑な第4波により、同社の経営陣は依然として柔軟な対応を維持しています。

CMC、国を挙げて新型コロナウイルスと闘う:Unite to fight

5月25日、保健省が推奨する5K(マスク、消毒、非集合、距離、医療申告)のほかに、同社の新型コロナ対応部隊がK6からK12を追加し、全スタッフの日常業務や日常生活に合わせた デリゲーションを行いました。(具体的には以下の通り)

  • K6 – 21日以内に感染拡大が確認されている地域へ往来したことがある場合や、咳・発熱・息切れなどの症状を呈している場合は、会社への立ち入りを禁止します。
  • K7- 体温測定:会社に出入りする従業員/ゲストは、入る前に体温測定することが義務付けられています。
  • K8 – オンラインでの購入禁止:オンラインで買い物をしたり、ビルやビル周辺で荷主や配達員との連絡を禁止します。
  • K9 – 外部ゲストのオフィスへの案内禁止:外部ゲストの訪問時の対応は、ビル1階のロビーのみとし、外部ゲストをオフィスフロアへ案内することは禁止します。
  • K10- 「ブルーゾーン」アプリの使用: 従業員は、個人の携帯電話に「ブルーゾーン」アプリをインストールし、感染のリスクを迅速、効率的、正確に管理してください。   
  • K11- 感染拡大期の旅行は自粛すること。
  • K12- レストランや飲食店に集まって食事をしないこと。

 6月4日、同社の従業員は会長から「CMC、国を挙げて新型コロナウイルスと闘う:Unite to fight」という見出しの手紙を受け取りました。ベトナムにおける新型コロナウイルスワクチン基金への1日分の給与拠出プログラムを広める目的で、CMCの全社員に、皆の健康、地域、国のために、という大義と責任を持って、少なくとも1日分の給与を拠出するよう呼びかけています。当グループでは、30億ドン(約1500万円)をベトナムの「新型コロナウイルスワクチン基金」への寄付を目標に、政府による包括的なワクチン戦略の実施に貢献していきたいと考えています。

ベトナムにおける新型コロナウイルスワクチン基金
画像ソース:Radio Free Asia

また、同日、従業員に対しても、安全な献血プログラムに参加し、新型コロナウイルスを予防・回避するための対策を厳守するよう呼びかけました。  これは、国立大学・輸血研究所と共同で行う、同社グループの独自プログラムです。現在、全国の患者の治療や手術に必要な血液の保有量が「レッドアラート」に達し、多くの患者が貧血のため、生命の危険に晒されています。現状を受け、同社会長のNguyen Trung Chinh氏は次のようにコメント:「ベトナムと医療現場は、勇敢な精神と努力で3度の新型コロナウイルスとの戦争に勝利しました。私は、ベトナムとCMCがこの疫病に勝ち続けることができると信じています。どのような戦いでも、最も重要なことは、私たち全員の協力とコンセンサスです。疫病と戦うために国全体で貢献するというコンセンサスがあってこそ、ますます美しく豊かな未来に向かって、設定された目標をしっかりと実行し、経済活動を保証することができるのです。

CMC Corpotationの2021年6月献血プログラム

今後の新型コロナウイルスの対応について

6月7日現在、「ブルーゾーン」の発表によると、国内では同日の午前に44人の感染者を記録し、正午にはバクザン省、ホーチミン市、ランソン省、ハティン省、ハノイでさらに92人の感染者を記録しました。第4波は過去3回の感染拡大を上回るスピードで拡大しており、予測できない複雑な状況となっています。ベトナムのメディアは連日、新規感染者数の発表に加えて、感染拡大と戦っている医療従事者への感謝と応援のメッセージを伝えています。CMCの全従業員は、国や企業の規定を厳守し、新型コロナウイルスの蔓延を防ぎ、企業や地域の発展に貢献するための活動を続けていきます。

ベトナムの新型コロナウイルス関連情報まとめ

「ベトナムの新型コロナウイルス関連情報まとめ – 2021年6月11日更新」はこちら

https://cmc-japan.co.jp/news/vietnam-covid19-situation/

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