オフショア開発のコミュニケーション
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オフショア開発を成功に導くコミュニケーションのポイントとは?

目次

はじめ

現代社会では、コミュニケーションは避けて通れないものです。「Computing Technology Industry Association」の調査によると、28%の人が、プロジェクトを当初の期限内に完了できなかった主な原因は、コミュニケーション不足であると報告されています。

オフショア開発のプロジェクトでは、パートナー企業のプロジェクトマネージャー、ブリッジSE、IT担当者、営業担当者など、多くの人とコミュニケーションをとることになりますが、パートナーがどのようにコミュニケーションをとるかによって、プロジェクトに対する責任の度合いが大きく変わってきます。

それでは、オフショア開発を成功に導くコミュニケーションのポイントには、どのようなポイントがあるのかを、当社の経験を踏まえ、ご紹介します!

オフショア開発のプロジェクトにおけるコミュニケーションの重要性とは?

オフショア開発におけるコミュニケーションは、少なくとも片方は外国語で行われることがほとんどです。母国語を話す相手とのコミュニケーションであっても、誤解が生じることはあるので、オフショア開発では避けられません。

そして多くの場合、ミスコミュニケーションは、要件を把握できず、ユーザーにとって当初の問題を解決できない全く別の製品を作ることになるなど、深刻なダメージをもたらします。ミスコミュニケーションがあるところには、信頼関係の崩壊、フラストレーション、ストレスもあるかもしれません。 

オフショア開発のプロジェクトが稼働しているとき 、当社がお客様へのヒアリングや調査の際には、コミュニケーションについての悩みが多く、常に懸念されているテーマです。オフショア開発ではミスコミュニケーションが品質に直接影響してきます

コミュニケーション能力の高い人を見分ける仕方は?

では、その人がコミュニケーション能力に長けているかどうかは、どのように判断すればよいのでしょうか。良好で効果的なコミュニケーションは、相手をサポートする姿勢とメンタリティから始まります。オフショア開発において、コミュニケーション能力の高い人には、いくつかの特徴があります。

1. 相手の立場に立って物事を考えられる

エンドクライアント(発注者)、日本の開発会社(受注者)、オフショア開発会社(パートナー)がいるようなプロジェクトでは、何が重要か、何が有益かという定義が、それぞれの立場で異なってきます

例えば、発注者は、製品が予定通りにリリースされ、エンドユーザーの問題を解決してくれることを望んでいるでしょう。良いパートナーは、発注者と受注者の状況を理解し、関係者の利益のバランスを取ってくれます。当事者にとっては必要で有益なことは、他にとっては実際には利益にならないかもしれませんが、それでも三方のバランスを保ちながら、それぞれの期待や願望を叶えてくれるでしょう。 

「三方よし」を実現するためには、コミュニケーションを根気よく行うことが重要です。優れたオフショア開発のパートナーは、プロジェクトで達成すべき要件を理解することに重点をおいています。

2. 相手のために重要な情報を省略しない

人は思っていることをどう表現していいかわからず、やらなければならない重要な会話だとわかっていても、無視したり先延ばしにしたりすることがあります。

重要な情報をパートナーに伝えるのが必要以上に遅くなり、情報交換や交渉を早めに行っていれば防げたはずのオフショア開発のプロジェクトで重大な結果を招いてしまうのも、こういった心理的な壁が原因となっています。

ビジネスにおいて、情報は資源であり、コミュニケーションはその資源をステークホルダーから別のステークホルダーへ情報を流すためにあります。コミュニケーションが上手くいけば、プロジェクトも効率的に進みます。 

3. 相手に合わせた報・連・相を行う

オフショア開発企業の多くは、異文化のクライアントのビジネス習慣を学び、適応するために時間と努力を惜しみません。ベトナムの企業が、報・連・相のような日本の基本的なオフィス文化を理解しているということは、日本のパートナーとつながり、密接に仕事をしたいという気持ちの表れです。

特に日本のビジネスマナーでは、問題を早期に発見して解決し、発生する可能性のある問題を最小限に抑えるために、報告、連絡、相談が常に重視されます。良きパートナーは、クライアント企業の仕事のやり方を尊重します。

オフショア開発を検討する際は、オフショア開発企業の営業担当者の「報・連・相」力を最初のチェックポイントととするのをおすすめします。

4. 正直に話してくれる

特にビジネスの世界では、相手が聞きたくないことだとわかっていても、仕事やプロジェクトで必要とされる場合には、勇気を持って表現したり相談したりしなければなりません。

正直に話すことを恐れず、お客様の立場に立って、オフショア開発プロジェクトを成功に導くためには何がベストなのかを考えてくれるパートナーを、お客様は必要としています。正直に言えば、傷つくこともあるかもしれませんが、両者が話し合って最善の解決策を導き出すことができます。

5. お客様と一緒に問題を解決していく

優れたコミュニケーターは、単に話すのが上手いだけではなく、プロとしての仕事の姿勢を示し、必要な時にはお客様をサポートすることができます。

プロのパートナーは、オフショアプロジェクトの問題をお客様に報告するだけでなく、問題解決のためにお客様と一緒に余分な努力や時間を費やすことも厭いません。

オフショア開発では、文化や言語の壁は避けられませんが、ある程度の期間を経て克服することができます。しかし、コミュニケーションという心理的な障壁を克服できなければ、ワークフローの遅延、協力関係の弱体化、信頼の喪失など、さらに大きな障壁となり、仕事の質に大きな影響を与えることになります。

特に、複雑なサービスを提供するIT業界では、専門的な知識や言語以外にも、顧客と接する社員には、論理的な思考力と顧客との間で問題を解決しようとする姿勢が求められます。

まとめ

コミュニケーションは、オフショア開発に限らず、ビジネスのあらゆる場面で重要です。特にオフショア開発は、文化や言語が異なる相手と開発を進めるため、コミュニケーションは最重要課題といえるでしょう。

しかし、コミュニケーションというのは、相手に一方的に求めるのではなく、双方がある程度の期間をもって、互いにベストなコミュニケーションを確立していくことが大切だと言えます。

オフショア開発に関することでご不明やご質問があれば、こちらからご連絡ください。

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当社、CMC Japanのオフショア開発について

2021年7月6日現在、ベトナムの当社CMCグループは、ベトナム政府主導の新型コロナウイルス対策に準拠し、ハノイ本社及び、ダナン・ホーチミン市の各拠点で、ビジネスを継続しています。当社はオフショア開発で、日本のお客様に「止まらない、持続可能な開発」を支援しています。以下の当社セミナーでは、オフショア開発の基本から具体的な活用ポイント、効果の出た開発事例、ベトナムについて詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

出典

Survey: Poor communication causes most IT project failures | Computerworld(https://www.computerworld.com/article/2543770/survey–poor-communication-causes-most-it-project-failures.html

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この記事を書いた人
この記事を書いた人

Hien(ヒエン)
ベトナムハノイ貿易大学のビジネス日本語学部卒。2018年に東京でインターンシップ、その後4年間マーケティング業務に従事。「マーケティングで、社会を変える奇跡を作る」ことを目標に、2020年からはB2B市場を中心に活動。趣味は自己改善、読書、座禅。

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