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【2021年版】コロナ時代のオフショア開発とは?

目次

はじめ

オフショア開発とは、海外の開発ベンダーに自社のソフトウェア開発やシステム構築の一部もしくは全部をアウトソーシングする開発手法の一つです。オフショア開発の特徴的なメリットは、「コスト削減」と「リソース確保」、「リスク分散」がありますが、それらと引き換えに「ミスコミュニケーションによる品質低下」というリスクも持ち合わせています。

日本最大級のオフショア開発のためのマッチングサイト、オフショア開発.com(運営・株式会社Resorz)がこのほど公開した『オフショア開発白書(2021年版)』(以下、同白書)によると、2020年は大企業(従業員1001名以上)に加え、小規模企業(同10名以下)からのオフショア開発に関する相談が前年比でそれぞれ大きく変化がありました。
具体的には全体の相談件数に締める大企業のの比率が前年の8%から14%に増加、小規模企業の比率も40%から56%へと大幅に増加しています。

1970年代に世界の先進国で採用され始めたオフショア開発は、現在、各国のニーズと特長に合わせて変化・拡大してきました。時差や文化・言語の違う外国のチームに開発業務をアウトソーシングすることは、コストメリットだけでなく、その他多くのメリットをもたらすポテンシャルがあります。コロナ時代において、オフショア開発のポテンシャルが改めて見直されつつあります。本記事では、オフショア開発の歴史・概要から、オフショア開発を検討する際のポイントについて解説します。

オフショア開発の歴史を振り返る

ウィキペディアによると、メキシコのハリスコ州では、シリコンバレーの黎明期である1960年代からテクノロジーの先駆者たちがオフショアセンターを作っていました。1996年にゼネラル・エレクトリック社がインドに独自のセンターを設立したことから、同社がIT業務をオフショア化した最初の企業となりました。当時、業界が急速拡大していたため、開発者一人当たりのコストが低い中国やインドなどでのオフショア開発を利用する企業も出てきてました。2000年代初頭、ロシア、インド、ウクライナ、中国は、オフショアによるオーダーメイドのソフトウェア開発で圧倒的な強さを誇っていました。時差の関係で24時間体制で仕事ができるため、欧米諸国にとって、オフショア開発は非常に有効性が高かったのです。

ベトナムのITエンジニアはオフショア開発プロジェクトに努めています

急成長するベトナムのIT市場

現在、オフショア開発は、ベトナムを含む多くのASEAN諸国に拡大しています。ベトナムのIT企業は、主に日本、韓国、アメリカ、EUのクライアントに協力しています。ビッグデータ、人工知能、IoTなどの最新技術への迅速な対応により、ベトナムはビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)やITアウトソーシング市場において、傑出したプレーヤーとなっています。ベトナムのエンジニアは、献身的で深い知識を持って、世界中のクライアントのプロジェクトに貢献しています。ベトナムの調査会社であるTopDev社が発行した「Vietnam IT Market Report 2020」によると、ベトナムには40万人のITエンジニアがおり、153のIT機関から年間5万人のIT学生が卒業しています。ベトナムの開発者は、2016年のTopcoder社のレポートの開発者スキルチャートでは世界6位以内にランクインしています。

ベトナムはアセアンのオフショア開発目的地です

ITプロジェクトのソリューションとして、オフショア開発を検討すべき理由とは?

特に近年、オフショア市場の急成長にはいくつかの理由があります。この記事では、日本をはじめとする先進国の多くの企業が、他国の企業とのパートナーシップを求めている4つの主な理由をご紹介します。

プロジェクトを成功に導くパートナーを見つける

多くの企業では、プロジェクトを完成させる責任は、1人の個人または1つのチームにあると考えられています。しかし、システムやアプリの開発について経験や知見が乏しい企業では、自社内でタスクを処理するための十分なリソースがないため、社外にサポートを求める計画を上層部に提案するケースがほとんどかと思います。そこで登場するのが、オフショア開発に代表されるITアウトソーシングです。自社に足りない要素を補ってくれることはもちろんのこと、さらにプロジェクトのブラッシュアップをしてくれるようなパートナーをみつけ、プロジェクトの成功を目指すことができます。

コストメリットを提供しつつ、競争力を高める

オフショア開発企業は、ITプロジェクトを迅速かつ効率的に完成させるのに十分なマンパワー、ツール、インフラシステムを備えています。オフショア開発によって、コスト削減率60%を達成できたケースもあるように、国内調達と比べて大きなコストメリットを得られることが、オフショア開発の特長的なメリットです。日本と比べて安い途上国の賃金水準によって、開発コストが抑えられることは、よく知られています。しかし、ただ単に賃金水準の差だけで、コストメリットを提供しているだけではありません。オフショア開発企業が競争力のある価格で提供できるのは、ツールやインフラの導入や人財投資などの企業努力があるからです。差別化が難しいオフショア業界ですが、それぞれの企業に個性や特長があるため、オフショア開発を検討する際は、自社の体制や価値観にあった企業を選ぶことが大切です。

オフショア開発で競争力を高める

プロジェクトに必要なのはエンジニアだけではない

社内のリソース不足を解決する場合、フリーランスやSESの活用を検討する企業も少なくないはずです。これはもちろん、1~2名の少人数の投入で済むプロジェクトであれば、合理的な選択と言えます。しかし、1つのプロジェクトや製品を完成させるためには、多くの場合、ある程度の規模のチームが必要となります。プロジェクトを円滑に進めるためには、開発者だけでなく、QA(品質保証)やプロジェクトマネージャーなどが必要です。

自社の成長のために、時間とリソースを節約する

成長と成功を実現している企業に共通するポイントとして、従業員が各々の得意分野に注力できる状態があります。「餅は餅屋に」ということわざがあるように自社に足りない部分を、外部から調達することは、賢明な選択と言えます。外部のパートナーが自社のプロジェクトを担当し、高いパフォーマンスを発揮してくれるはずです。一方、自社ではコア領域にに集中し、更なる挑戦・拡大にコミットできます。

ベトナムのオフショア開発は注目されています

まとめ

新型コロナウイルスのパンデミック以前は、オフショア開発と競合するオンサイトやニアショア開発には、時差がなく、対面でのコミュニケーションが必要な場合の移動時間が短いなどのメリットがありました。しかし、多くの企業がリモートワークで協業するようになった昨今、オフショア開発のデメリットは薄くなったと言えます。むしろ、オフショア開発を活用することによって、リモートワークのノウハウが自社内でも応用できるなどの効果があります。時差に関して、もともと日本とベトナムのオフショア開発では、時差が2時間しかなく、他国と比べて、ミーティング等の調整がしやすい特長があります。また、日本とベトナムは文化的にも近しいところが多いので、他国に比べてコミュニケーションがしやすく、信頼関係を築きやすいです。オフショア開発は短期的な活用はもちろんのこと、中長期的な活用で大きなメリットをもたらします。

当社、CMC Japanのオフショア開発について

2021年7月6日現在、ベトナムの当社CMCグループは、ベトナム政府主導の新型コロナウイルス対策に準拠し、ハノイ本社及び、ダナン・ホーチミン市の各拠点で、ビジネスを継続しています。当社はオフショア開発で、日本のお客様に「止まらない、持続可能な開発」を支援しています。以下の当社セミナーでは、オフショア開発の基本から具体的な活用ポイント、効果の出た開発事例、ベトナムについて詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

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この記事を書いた人
この記事を書いた人

Hien(ヒエン)
ベトナムハノイ貿易大学のビジネス日本語学部卒。2018年に東京でインターンシップ、その後4年間マーケティング業務に従事。「マーケティングで、社会を変える奇跡を作る」ことを目標に、2020年からはB2B市場を中心に活動。趣味は自己改善、読書、座禅。

【お役立ち資料】 ベトナムオフショア開発入門書
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