Webアプリケーションを作る手順は? おすすめの言語とフレームワーク
Webアプリケーションは、私たちの生活のいたるところにあります。よく知られているWebアプリケーションの例としては、Google Drive、Netflix、Microsoft Office 365などが挙げられます。この記事では、(CMC Japanが)プロジェクトを定義する段階からローンチする段階までのWebアプリケーションの作り方について解説いたします。
1. Webアプリケーションを作る手順
ステップ1:Webアプリの目的を決める
最高のWebアプリは、より良い解決策を必要とする現実の問題から生まれます。すべてのWebアプリが画期的な現象である必要はありません。しかし、競合するアプリより大幅且つ測定可能な改善を提供する必要があります。下記事項をご確認ください。
- 何のために使われるのか?
- どのようにソリューションを解決するのか?
- 他のアプリにはない解決策を提供できるか?
ステップ2:市場調査
Webアプリケーションの作り方の次のステップは、市場調査です。実際のアプリの設計・開発に追われがちですが、企画を成功させるためには、実際のユーザーの声を定期的に確認することが重要です。初期の段階では、エンドユーザーの課題を把握するために、より高度な課題に集中する必要があります。しかし、アプリの開発が進むにつれて、課題はより具体的に、より狭くなります。例えば、「ドキュメントが不足していると、機能の採用が難しくなるのか?」、「APIに不備があると効率が悪くなるのか?」等です。
ステップ3:Webアプリの機能を定義する
何が優れた機能であるかを明確に定義すればするほど、ユーザーにそのアプリを気に入って使ってもらうようになります。例えば、顧客の購買体験を合理化するWebアプリを構築する場合、より良い比較とチェックアウト体験を構築することに集中するとよいでしょう。目標は、ユーザーに良い印象を残すアプリを設計することです。
ステップ4:Webアプリケーションのスケッチ
このステップでは、紙と鉛筆が好きな人もいれば、GoogleドキュメントのようなWebアプリケーションを好む人もいます。どの方法を選んでも問題ないので、テキスト、画像、ボタンの配置、その他の関連する要素などのアプリケーションのレイアウトを作成しましょう。よく整理されていて、直感的に流れるデザインを作成しなければなりません。また、ユーザーのニーズに応えるために、市場調査の結果を都度確認することも忘れないでください。
ステップ5:ワークフローの構築
Webアプリケーションの作り方の第5段階は、ワークフローの構築です。企画段階の一環として、開発チームは、プロジェクトの実施に必要な時間と専門家を考慮し、実施計画を構築します。最初のミーティングでは、今後の作業からコミュニケーションのガイドラインやプロジェクト管理まで、あらゆることを話し合います。プロジェクトマネジメントのアプローチには、アジャイル、カンバン、スクラム、ウォーターフォールなど、さまざまな手法があります。プロジェクトの規模、チームのスキル、必要なリソースの有無などに応じて、適切な手法を選択しましょう。
ステップ6:UIのワイヤーフレームを作成し、早期に検証を求める
Webアプリケーションの採用には、視覚的な魅力のあるユーザーエクスペリエンスが重要です。ワイヤーフレームは、Webアプリケーションのページがどのように見えるかを正確に示すスケッチであると考えましょう。基本的なプロトタイプから始めて、テストとフィードバックが行われたときに、ワイヤーフレームを拡張するのがベストだと言われているのです。プロトタイプのアルファテスト及びベータテストは、Webアプリケーションを強化し、よりユーザーフレンドリーにし、より成功する開発プロセスのための強力な基盤を提供できます。
ステップ7:データベースの構築
Webアプリのアーキテクチャは、ウェブ上のアプリケーション、データベース、ミドルウェアシステム間の相互作用を簡単に説明するものです。データベース・アーキテクチャでは、さまざまなプログラミング言語を使用して、特定の種類のアプリケーションを作成します。どの言語を使用するかは、時間、予算、機能の考慮事項などの要因に依存します。多くのWebアプリは、SQL又はドキュメントデータベースを使用します。
ステップ8:フロントエンドの開発
Webアプリケーションの作り方の第8段階は、フロントエンドの開発です。Webアプリケーションのフロントエンドは、視覚的な要素であり、ユーザーが閲覧し、操作するものを定義します。開発者は、ユーザーが読みやすく、操作しやすい視覚的に魅力的なアプリケーションを構築するために、HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術を使用します。
ステップ9:バックエンドの開発
アプリケーションの作り方の次のステップは、バックエンドの構築です。バックエンド開発とは、Webアプリケーションを 「裏側」から支えるサーバーサイドのロジックを指します。サーバー、データベース、アプリケーションを構築するために必要なすべてのコードを兼ね備えています。
ステップ10.Webアプリを起動する
Webアプリケーションの作り方の最終ステップは、Webドメインと、アプリのデータベースをサーバーに安全に保管できるクラウドプロバイダーを購入することです。ページの読み込み速度とアップタイムが速いホスティングプラットフォームを選択すれば、Webアプリケーションを起動する準備が整います。
2. Webアプリ開発におすすめの言語及びフレームワーク
2.1. Webアプリ開発におすすめの言語
JavaScriptは、Webサイトのクライアントサイド(Webベース)とサーバーサイド(コンピュータ上)の両方で使用でき(Webサーバー上で実行)、9年連続で最も広く使われているプログラミング言語になりました。他には、おすすめの言語リストに、Python、Java、PHP、Typescript、C#も含まれています。
2.2. バックエンド開発におすすめのフレームワーク
- Django(Python言語使用)
- Express(Node.js言語を使用)
- Rails(Ruby言語使用)
- Laravel(PHP言語使用)
- Spring(Javascript言語使用)
2.3. フロントエンド開発におすすめのフレームワーク
- React(Javascript使用)
- Angular(Javascript使用)
- Vue.js(Javascript使用)
- Ember(Javascript使用)
- Backbone(Javascript使用)
3. Webアプリケーションの開発プロジェクトをCMC Japanに任せる理由は?
2017年に設立されたCMC Globalは、ベトナムNO.2の民間ICT企業であり、29年の歴史を持つベトナムのITコングロマリットであるCMC Corporationの一部門でもあります。5年後のCMC Globalは:2200人以上の認定エンジニア、300社以上の顧客、30カ国以上のビジネスネットワークを持っております。CMCは、世界各地の有名な顧客とSam Sung SDSのような戦略的パートナーに対してと言う、健全なプロフィールと成功のリストを持っております。
CMCの主要サービスの1つは、Webアプリケーションとモバイル開発の両方を含むカスタムソフトウェア開発です。本社はベトナムにあり、日本には2つのオフィス(横浜と大阪)があるため、日本のお客様は、ハンズオン支援を含むローカルアウトソーシングのメリットを享受できます。Webアプリケーションをどのように作ればいいのかというお悩みがある方は、お問い合わせフォームにご記入ください。当社の専門家がお伺いし、最適なソリューションを提供する方法を共有いたします。
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