社内とオフショアチームの比較
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ソフトウェア開発では、自社開発とオフショア開発のどちらを選べば良いか?

目次

はじめに

どんなプロジェクトにおいても、最初は「このアイデアをどうやって収益性の高い製品に変えれば良いのだろう?それを可能な限り費用対効果の高い方法でサポートしてくれるチームはどこにいるだろう?」と考えるでしょう。

ソフトウェア製品の開発を考えた場合、自社開発とオフショア開発では、どちらを選べば良いのでしょうか?

この記事では、ソフトウェア開発における、この2つのアプローチの長所と短所を評価し、正しい選択ができるようにCMC Japanの見解をお伝えします。

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ソフトウェアの自社開発とは?

ソフトウェアの自社開発とは、特定のビジネス要件に応じてソフトウェアを構築・実装・移行するために、社内のリソースを使って社内チームを開発することです。

このアプローチでは、企業は時間、資金、人材を投入して、良質なソフトウェアを開発できるだけの強固なチームを作ります。つまり、ソフトウェア開発の目標をサポートするための優れたリソースやインフラを持っている必要があります。

ソフトウェアを自社開発するメリット

ソフトウェアを自社開発するメリットは、次の4点です。

対面でコミュニケーションが取れる

外注に比べ、自社でソフトウェアを開発する最大のメリットは、同じ勤務時間で、スムーズに仕事を処理できる環境が整っていることです。

言語や民族の壁がないため、コミュニケーションが快適で明確であることは間違いありません。

昼食時に直接会話したり、チームワークを発揮したりすることで、社内のソフトウェア開発チームは誤解を生みにくく、効果を上げやすいといえます。

会社の文化に合わせられる

同じ会社の正社員で構成された開発チームは、同じコアバリュー、ビジョン、ミッション、企業文化を持っています。

こうした共通の価値観を持つ大きな組織の一員であることで、「できるだけ多くの価値をもたらそう」というモチベーションが高まり、チームメンバーは最高の結果を出せるでしょう。

柔軟な変更が可能

プロジェクトの機能を変更したり、新しい機能を追加したり、バグを処理したり、技術的な背景を話し合ったりするには、社内にチームがいた方が便利で簡単です。

さらに、社内にチームを持つことで、プロジェクトの進捗状況や社員が取り組んでいることに関する情報が毎日更新されるため、プロジェクトも管理しやすい点がメリットです。

そのため、何か問題が発生した場合でも、迅速に対応できます。

セキュリティを強化できる

企業にとっての悪夢ともいえる「情報漏えい」は、社内チームを作ることで一掃できます。

自社ソフトウェア開発では、プロジェクトに関するすべての知識や情報を社内に置いておくことができるため、ビジネスデータやノウハウが第三者と共有されることはないからです。

自社ソフトウェア開発のデメリット

一方、自社でソフトウェア開発を行うことにはデメリットもあります。

主に以下の3点です。

コストが高い

外注するよりもはるかに高いコストがかかる点が、社内で開発チームを作る際の最大の問題点です。

前述したように、良質なソフトウェアを開発するためには、チームが十分に強固であることが必要であり、そのためには、給与、家賃、税金、ソフトウェア、ハードウェア、インフラなど、さまざまな費用が必要です。

さらに、研修や病欠、福利厚生など、従業員を満足させ、献身的に働かせるために追加支出を支払わなければなりません。

これらが加算されてソフトウェアの最終的な価格が決まります。

スタッフの離職

Linkedin(リンクトイン)社の「Talent Turnover Rates Report」によると、ソフトウェア分野の離職率は13.2%と最も高く、この分野では、UIUXデザイナー、データアナリスト、エンベデッドソフトウェアエンジニアが離職率の高い傾向となっています。

ソフトウェア開発者は常に需要が高く、報酬も上昇しているため、より高待遇、高給、高ネットワークの職場に飛びつく傾向があります。その結果、企業は常に労働力の問題に直面することになり、プロジェクトが進行している最中に新たな有能な開発者を探すのは時間がかかり、プロジェクトを遅らせることになるため、時間を無駄にしてしまいます。

技術系人材の不足

ITは世界中の大学で流行りの専攻となっているものの、上昇を続けるIT市場では、圧倒的な数の技術スペシャリストが求められており、技術系人材は常に不足しています。

企業が地元の優秀な人材を求めて熾烈な競争を繰り広げる中で、適切なソフトスキルとハードスキルを備えた有能な人材を見つけることが困難になってきています。

一方で、ネット上で出会う人の数は無限に近く、採用担当者にとってネット上で従業員を探すことは魅力的な選択肢となるでしょう。

オフショア開発とは?

オフショア開発とは、端的にいえば「開発業務の委託」です。社内に一から開発チームを作るのではなく、企業と第三者であるソフトウェア業者との間で、ソフトウェアに関連する業務を委託します。

自社でのソフトウェア開発とオフショアを比較した場合、このアプローチの方が、社内の従業員の雇用やインフラへの投資にかかる時間とコストを削減できます。このサービスを利用するのはITが得意ではない企業だけだと思われがちですが、実はそうではありません。IBM、Google、Oracleなどの有名なテクノロジー企業が、このサービスの最大のクライアントとなっています。

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オフショア開発のメリット

オフショア開発のメリットは、次の3点です。

コストの柔軟性

オフショア市場は、毎日世界中から新しい会社が参加し、あらゆる価格帯で、かつてないほど競争が激しくなっています。

オフショアで最も有名な国は、アジア、西ヨーロッパ、バルト海、東ヨーロッパなどの国々です。これらの国では、膨大な数の人材、低い税金、政府のサポートなど、可能な限り最高の取引が行われています。

巨大な人材プールと迅速なプロジェクト対応

適切な技術者を探すのに数週間から数ヵ月の期間をかけられる場合、オフショア開発会社はクライアントに、最高の、そして無限の採用機会を提供してくれます。

オフショア開発会社の中でも大企業、特にアジアの企業は、さまざまな専門家やスキルを持った巨大なIT人材プールを持っています。彼らは、クライアントが求めるものは何でも提供できるといえるでしょう。

つまり、当社のような企業は、1週間以内に最適なエンジニアを見つけるためのインタビューを手配し、できるだけ早くプロジェクトを開始します。さらに、開発プロジェクトの期間を変更する場合は、それに合わせてスペシャリストの数を調整することもできます。

より多くの技術が選択可能

オフショア開発の提供ベンダーは、必要なスキルセットを持つ開発者を幅広く提供してくれます。もし、該当地域でPerl(パール)の開発者を採用するのが非常に難しいなら、他国のベンダーが、資格を持ったスペシャリストを簡単に提供してくれますし、場合によっては、より安いコストで提供してくれます。

オフショア開発のデメリット

一方、オフショア開発にも次の2点のデメリットがあります。

セキュリティリスク

セキュリティリスクがクライアントにオフショア開発を躊躇させる最大の要因となっています。

オフショア開発では、対面でのコミュニケーションができないため、開発プロセス全体を完璧に管理できず、不安感を持つことになるでしょう。

信頼できるオフショア会社は、NDA(機密保持契約)、プライベートネットワークの使用、リモートワークなど、クライアントを説得するための適切な対応を用意しています。特に大手企業に依頼すれば、通常、自社の権利やプロジェクトのアイデアの保護が保証されるでしょう。

コミュニケーションの壁

自社のソフトウェア開発チームの最大の強みは、そのままオフショアベンダーの最大の弱点でもあります。言葉の壁、時差、仕事の進め方など、さまざまな問題が発生する可能性があります。

しかし、新興のオフショア国のIT人材は英語が堪能で、メールやメッセンジャー、会議のスケジュールを決めるための適切なソリューションを持っています。

コミュニケーションの壁を乗り越えることは難しいですが、解決方法はあります。

どんなコミュニケーションが効果率であるかは、以下の記事で詳しく解説しています。

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自社開発とオフショア開発、どちらが良いのか?

上でご紹介した社内でのソフトウェア開発とオフショア開発のメリットとデメリットを吟味すれば、ジレンマは解消されるでしょう。

そうでない場合は、以下の3つの質問に答えてみてください。

ビジネスに対するオフショア開発のメリットはあるか?

従来のビジネスモデルは、さまざまな領域で大きな変化に直面しています。

たとえば、銀行がほかの銀行と競争していた時代は終わり、今では新時代のフィンテックプレーヤーが市場に参加しています。

このように、顧客のインサイトとデジタル戦略に基づいて、自社のデジタルエクスペリエンスを調整するために、迅速に行動する必要があります。

多くの中小企業では、社内のチームの助けを借りても、ソフトウェア開発の技術的な傾向を把握することができません。

オフショア開発を活用することで、競合他社は何をしているのか、どのようにしているのかを把握し、競合他社に取り残されるのを防ぐことができるかもしれません。

オフショア開発のパートナー先として、どのような選択肢があるか?

すべてのオフショア開発企業が、正しい選択と開発ニーズへの適応を提供できるわけではありません。

そこで、以下のような基準リストでパートナーを評価する必要があります。

・必須のスキルを持っているか?

・スキル的に多様であるか?

・自社の仕事のやり方や文化に合うか?

・チーム規模はどのくらいか?

・自社にとっての競争他社と仕事をしたことがあるか?

・価格設定は妥当か?

まとめ

ソフトウェア開発を行う場合、自社開発を選ぶかオフショア開発を選ぶかは、自社のビジネスの長期的な目標に応じて適切に検討すべきです。

仮に、ソフトウェア開発における課題の中で、オフショア開発を活用すればすぐに解決できるものであれば、オフショア開発は当然の選択肢となるでしょう。

しかし、長期的な努力、リソースを必要とする問題であれば、従業員のトレーニングやインフラなどへの投資を長期的に考える必要があります。

多くの中小企業は、既存の従業員をスキルアップさせたり、社内で専門家を雇用したりする方針を取っています。このアプローチは、長期的な目標に対して驚くほど有益であり、中小企業の経営者は製品のコストと品質を完璧にコントロールできます。

CMC Japanについて

ベトナム第2位のICT企業である当社、CMCグループは、ベトナム政府主導の新型コロナウイルス対策に準拠し、ハノイおよび、ダナン・ホーチミン市の3拠点で、オフショア開発を継続して提供しています。

中長期的なリソース計画や開発コストの最適化をご検討の企業様は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

当社は日本のお客様に「止まらない、持続可能な開発」をベトナムオフショア開発で支援しています。

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この記事を書いた人
この記事を書いた人

Hien(ヒエン)
ベトナムハノイ貿易大学のビジネス日本語学部卒。2018年に東京でインターンシップ、その後4年間マーケティング業務に従事。「マーケティングで、社会を変える奇跡を作る」ことを目標に、2020年からはB2B市場を中心に活動。趣味は自己改善、読書、座禅。

出典:

CMC Global「社内とオフショア開発の比較」https://cmcglobal.com.vn/software-engineering/offshore-it/inhouse-software-development-vs-outsourcing-comparison/(アクセス日時:2021年2月15日3時31分)