CMC Japan「関西・ベトナム経済フォーラム」に登壇 ― 未来共創とグローバル・バリューチェーンの架け橋へ

2025年9月9日、CMC Japanは「関西・ベトナム経済フォーラム」にて、ベトナム副首相 Le Thanh Long 閣下、在日ベトナム大使館 Pham Quang Hieu 大使ご一行、さらに JETRO・OCCI・関経連など日本を代表する経済団体の皆様、そして100社以上の日本企業と共に、日本に拠点を置くベトナム企業代表として登壇いたしました。

フォーラムでは、CMC Japanの代表取締役社長Nguyen Cong Chinh 氏が登壇し、当社の概要と取り組みについてご紹介しました。
CMC Japanは、CMC Corporationの日本法人として、日本市場に特化した最先端ITサービスを提供。日本国内に約500名の常駐エンジニア、ベトナムには日本市場向けに対応する約4,000名の人材を擁し、AIによるレガシー刷新、クラウドマイグレーション、IoT・ロボティクスといった先端DXソリューションを展開しています。また、経団連、JETRO、JISA、OCCI、KEISなど主要経済団体の会員として、日越両国をつなぐ架け橋となることを目指しています。
現在、日本企業はDX、AI、IoT/ロボティクス3の分野において高いニーズを抱えております。日本では、IT人材の不足とレガシーシステムの刷新が喫緊の課題となっています。日本は2030年に約80万人のIT人材不足に直面すると予測されています。
一方、ベトナムは若く優秀な技術者を多数擁し、新技術への適応力が高く、コスト競争力にも優れています。
両国が緊密に連携することで、生産最適化のためのAIソリューション、スマートIoTシステム、ロボティクスの活用など、国際競争力を高める革新的な技術の共同開発が可能となります。
さらに、IT人材育成の一環として、両国の政府関連機関に対し、大学・大学院レベルでの奨学金制度整備の提案も行いました。

加えて、ベトナム副首相 Le Thanh Long 閣下より、日本企業に対し「これまで培った経験・資源・信頼を活かし、ベトナムのグローバル投資やイノベーション分野へのアクセスを積極的に支援してほしい」とのメッセージが示され、日本政府の「イノベーション/デジタル変革基金」が具体例として紹介されました。ベトナム政府はまた、海外企業が安心して長期的に投資・協力できる環境整備に全力で取り組む姿勢を強調しました。
CMC Japanは、これからも日越両国の架け橋として、日本企業のDX推進に貢献してまいります。