ベトナムのオフショアで成功する方法

【お役立ち資料あり】「失敗しない」ベトナムオフショア会社の選び方とは?

はじめに

opengovasia」によると、2019年はテック企業、スタートアップ企業、スマートシティに後押しされ、ベトナムのIT産業が記録的な成長を遂げました。ベトナムはグローバルIT市場で台頭してきているため、アウトソーシングサービスを探している国内外の企業からの支持が高まっています。今回は、ベトナムの最適なオフショア会社を選択するための包括的なステップバイステップガイドをご紹介します。

Step 1. ゴールを明確に

意思決定をすることは簡単なことではありません。特にベトナムのような成長市場でのビジネスのためにITサービスプロバイダを選択する際には、明確で関連性のない目標は、物事をより混乱させる原因となるかもしれません。ここでは適切な目標設定に効果的なフレームワーク、「SMART」を紹介します。

目次

「SMART」とは

  • Specific – 十分に定義され、明確であるか。
  • Measurable – ゴール達成に向けて、進捗状況を測る具体的な基準があるか。
  • Achievable – 達成可能であるのか。
  • Realistic – キャパシティーを超えておらず、現実的であるか。
  • Timely – 開始日や納品日など、明確に定義されたタイムラインがあるか。

ITアウトソーシングサービスを探すという点では、SMARTはアウトソーシングの優先順位、モデル、タイムラインなどに関する疑問を解決するのに役立ちます。その後、これらの洞察は、各プロバイダーが何を提供しているか、また、次のステップでベトナムの状況にどのように適用されるかと比較することができます。

Step 2. ベンダーリストの比較

コネクション
ベトナムにネットワークがある場合は有効活用するべきです。彼らにIT業界のことや、関連情報についての見識を尋ねたり、サービスベンダーと直接的にアプローチするための支援を依頼することができる
はずです。コストカットにも繋がります。

Web検索
「Clutch」「Crunchbase」「Goodfirms」「Vinasa」など、ベトナムのトップITサービスプロバイダーの情報を揃えたサイトを訪問して情報収集することが望ましいでしょう。※CMC Globalは、Vinasaから「Sao Khue 賞(Best Outsourcing Service in 2020)」を受賞しました。

コンサルティングベンダー

ベトナムのITパートナーと仕事をする前に、市場の詳細な理解を得るため、「ニールセン社」や「マッキンゼー・アンド・カンパニー」が提供するレポートを参考にすれば、より最適なパートナー選択ができるはずです。

企業のホワイトペーパー及びブログ
ベトナムのITサービス業界のインサイトを提供し、この分野で培ってきたノウハウや経験を公開する企業もあります。

Step 3. 都市の選択

ベトナムで実際にITサービスベンダーを探すことになった場合、どの都市をみていく必要があるのでしょうか。まず、誰もが知る主要都市であるハノイとホーチミン市には、ITアウトソーシングサービスプロバイダーが数多く存在します。特にホーチミン市は、ベトナムのシリコンバレーとして期待されているダイナミックな都市です。国家技術プロジェクトの一つである「サイゴンハイテクパーク」を設立しました。その背景には、政府の支援や安定した社会状況、GRDPの増加、恵まれたITインフラ、そして高い生活水準があります。

ハノイは経済発展が著しいベトナムの首都です。社会的・政治的条件は極めて安定しており、ビジネスを安全に発展させていくことが可能です。実際に、「Intel」や「Nokia」、「Samsung」のような巨大企業が、ハノイにオフィスや工場を置いています。

一方、ダナンは日本にとってメジャーなアウトソーシングのハブとして、台頭してきています。2017年には、ダナンのソフトウェア産業の売上高の47%を日本のIT企業が占めています。これからますます多くの企業がダナンを訪れ、事業展開していくことでしょう。

CMC Japan ベトナムの拠点に従業員は

ベトナムオフショア開発成功事例

ベトナムオフショア開発の成功事例を2つご紹介します。

①金融システムの開発および保守

シンガポールに拠点を置くフィンテック企業の事例です。こちらの企業は、金融システムの開発を考えており、費用対効果が高く、経験豊富なアウトソーシングベンダーとの提携を希望していました。彼らの最初の要件は、既存システムの保守および拡張、そしてエンドユーザーを満足させるための新機能の開発でした。

私たちは、AI(人工知能)をコアテクノロジーとして選択し、包括的なIT戦略を共に考えました。また、DevOps、バックエンド(Java)、フロントエンド(VueJS、ReactJS)、モバイル(Native Android, iOS & Flutter)といった他の基盤技術もうまく統合しました。

その結果、お客様は現在もスムーズにシステムを運用することができており、非常に高い評価をいただいております。このプロジェクトは、マレーシアやシンガポールなど、東南アジアの多くの銀行で実施されています。

詳しくはこちらhttps://cmc-japan.co.jp/casestudies/financial-technology/

②オンラインビデオプラットフォームのクラウド移行

こちらは、ECやデジタルエンターテインメントの分野で活躍する国内トップ企業の事例です。現行の複雑なシステム全体を、6ヶ月という短い期間でクラウド環境へ移行およびそのための20名のエンジニアを採用したいというご要望がありました。

弊社の開発チームは、まず、お客様の問題点を細かく分解し、コンサルティングを行いました。その後、インフラ全体のアーキテクチャを描き直し、パフォーマンスに影響を与えることなく、同じレイテンシーを確保しながらシステム移行を行うための合理的な解決策をお客様に提示しました。

新しい技術の検証・導入プロセスを経て、クラウドコンピューティング、Infrastructure as Code (Terraform, Ansible)、AWS Serverless、 CI / CD、Java、PHP、VueJSなどお客様の課題に適したものをデプロイしました。

約1000のVMおよびサービスをAWSに移行し、オンプレミスシステムと比較して、所有コストを60%削減することに成功しました。さらに、運用コストは、前システムから20%削減することができました。

詳しくはこちらhttps://cmc-japan.co.jp/casestudies/entertainment/

CMC Japanについて

弊社は、ベトナム第2位のICT企業である「CMC Corporation」の日本法人です。30年の開発ノウハウおよび2200名以上のIT人材をもって、リーズナブルかつ高品質なITソリューションを提供いたします。弊社は、要件定義から基本・詳細設計、開発、テスト、リリース、運用・保守まで対応可能ですので、お気軽にお問合せください。

>>リーズナブルかつ高品質なITソリューションに関する無料相談はこちら

【動画】【2022年版】2分でわかる!オフショア開発とは?

本動画では、日本のIT開発プロジェクトと深く関係がある「オフショア開発」の概要とメリットについて、サクッとで解説しています。

【お役立ち資料】 ベトナムオフショア開発入門書
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